木造と鉄骨造の複合新工法での新建築 ~大規模建築物(耐火建築物) も木造で!
これまで鉄筋コンクリート造や鉄骨造が主流だった大規模建築物を、昨今、環境やコスト面への配慮から木造でできないかと、新工法が種々開発されています。その新工法の一つを採用して施工した新社屋です。木と鉄の複合梁による高い強度で、従来の木造建築物の課題を克服し、鉄骨造に引けをとらない強度と耐久性と設計の自由度の高さを実現。大規模建築の新しい選択肢として今後も注目される工法です。
外観
鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、設計自由度に優れている建築物では基礎の工事や構造材の鋼材の搬入に、大型車が必須ですが、新工法は大きな部材を分割して納入できることに加え、通し柱などの長い部材が少ないため、前面道路幅3m未満の大型車の通行困難な環境下でも、建築可能です。